新ふるさと百景

時代の流れとともに消えようとしている“ふるさとの素顔、自然、生活、文化、伝承行事”などを映像遺産として後世に伝えます。
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刀の声を聴き表情を引きだす研師の世界
2019-11-03放送
鉄による「最高の芸術品」と言われる日本刀。この日本刀の切れ味や美しさを引き出すのが研ぎ師です。米子市の森井偲訓さんは日本で有数の研ぎ師、その世界観を紹介します。

刀剣は、富や権力の象徴として。またその美しさゆえに、古より大切に受け継がれてきました。鋭い切れ味は世界の刀剣類の中でも群を抜いており、その機能美は鉄による「最高の芸術品」とも言われています。鋼を鍛える刀鍛冶(かたなかじ)、切れ味や美しさを引き出す研師(とぎし)、外装を手掛ける鞘師(さやし)など、多くの職人の手によって日本刀文化はおよそ1000年の時を越え今も大切に守られています。

ナレーション:大垣舞 (日本海テレビ)