新ふるさと百景

時代の流れとともに消えようとしている“ふるさとの素顔、自然、生活、文化、伝承行事”などを映像遺産として後世に伝えます。
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結び模様をつなぐ~松江藩籐細工~
2018-07-29放送

今回は松江の伝統工芸。籐を材料に、籠をはじめ様々なものが作られてきた松江藩籐細工。とても繊細で細かい細工が特徴ですが、存続が危ぶまれていました。

籐を材料に、籠をはじめ様々なものが作られてきた松江藩籐細工。この籐細工は、江戸時代末期。松江藩料理方だった長崎仲蔵が始めました。江戸時代が終わり、侍の仕事がなくなるということで、内職で籐細工をはじめたといわれています。当時、籐という材料はとても貴重な材料だったので、少しの材料で良いものを作るかいうものを競われ、とても繊細で細かい細工が特徴です。