新ふるさと百景

時代の流れとともに消えようとしている“ふるさとの素顔、自然、生活、文化、伝承行事”などを映像遺産として後世に伝えます。
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中世の舞姿を伝える ~津和野・弥栄神社の鷺舞~
2017-08-20放送
殿町での鷺舞 弥栄神社で奉納

島根県津和野町の弥栄神社の鷺舞は、雄と雌2羽の鷺の姿に扮し舞います。およそ470年の歴史を持ち、京都・祇園会の姿を今に伝える貴重な舞いとして受け継がれています。

島根県津和野町の弥栄神社の鷺舞は、雄と雌2羽の鷺の姿に扮し舞います。およそ470年前に京都から山口に伝わっていたものを当時の津和野城主が取り入れ、一旦途絶えたものを3代藩主亀井玆政が1643年に復興させ今に受け継がれています。鷺舞は京都・祇園会の姿を今に伝える貴重な舞いとして、形を変えることなく津和野の人々によって大切に守られてきた伝統の神事です。