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10年以上禁煙すると…? 毎年5月31日は世界禁煙デー ショッピングセンターで啓発活動  島根県安来市

毎年5月31日は世界禁煙デー。これに合わせ5月31日、各地で啓発活動が行われました。 このうち島根県安来市内のショッピングセンターでは松江保健所の職員など7人が、禁煙を呼びかけるチラシやティッシュなどの啓発グッズを配りました。 島根県では今年「20歳未満の喫煙防止」や「受動喫煙防止」などを柱に健康寿命を伸ばす取り組みを進めています。 タバコはし好品として親しまれる一方、がんや循環器の病気などのリスクが高まることが分かっています。近年は健康意識の高まりからタバコを吸う人は年々減っていて、厚生労働者の調査では島根、鳥取両県とも年々喫煙率は減少しています。 家族が禁煙した人 「私、夜咳がすごく出るんですよ。だから止めてもらって助かってます」 禁煙した人 「20年前からもう吸ってない。息苦しさがなくなった」 またタバコを吸うことが習慣化していても禁煙期間が5年以上が続くと肺がんのリスクが下がり、10年~15年以上禁煙するとタバコを吸っていない人と同じレベルまで病気になるリスクが下がることも分かっていて島根県では早めの禁煙を呼びかけています。 松江保健所 安井愛さん 「禁煙をするとこんな健康上の良いことがあるよというのをどんどん知識として広めていきたいと思います」 31日から1週間は禁煙週間になっていて、島根県内では学校や公民館などで広く禁煙を呼びかけることにしています。

5月31日 19:28