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運転士の不足を受け減便や路線の見直しなどが相次ぐ 公共交通の維持に取り組むプロジェクトチーム立ち上げ バス・鉄道・タクシーなどで役割の分担を 島根県松江市

バス・鉄道・タクシーなどで役割を分担することで公共交通の維持を目指します。島根県松江市は、公共交通の新たな形を模索しようとプロジェクトチームを立ち上げました。 松江市では、有識者や市民が公共交通の利用促進について話し合う会議を毎年開いていて、5月20日、 今年度最初となる「松江市公共交通利用促進市民会議」が開かれました。 松江市内の路線バスなどは、運転士の不足を受け減便や路線の見直しなどが相次いでいます。こうした中、新たなプロジェクトチームを立ち上げ、公共交通の維持に取り組むことになりました。計画案では今年10月にバス・鉄道・タクシーなどの公共交通機関ごとに、利用の多い時間帯や運行する路線の状況を整理し、各交通で役割を分担する方針が示されています。 公共交通利用促進市民会議 加藤博和 会長 「対応策に対処療法的に取り組むのも必要ですけど、限られた輸送資源を効率的に活用していくという中には、体制の在り方も検討する必要があるというこで議論していきます」 プロジェクトチームの初めての会議は、5月29日に開かれる予定です。

18:14