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きょうはHOT、GWは冷やしたい焼き 気温の変動がたい焼き店にも影響 島根県

季節が逆戻りしたかのような天候になった5月8日の山陰地方。上空の寒気を伴う気圧の谷の影響で、山陰地方は大気の状態が不安定となり各地で曇りや雨となりました。 8日の最高気温は鳥取13.9℃、松江で14.7℃、米子で14.0℃など7日と比べて10℃近く低くなり、3月から4月並みの気温となりました。島根県松江市でも、8日朝は小雨が降る中、寒そうな様子で観光する人の姿が見られました。 街の人 「寒いです」 「寒いですわ。足りなかったですわ(防寒の)準備が」 「きのうより朝がちょっと寒いですよね。(スカーフを)一枚巻いただけで全然違いますよね。首に一枚するとね」 そんな季節外れの寒さで重宝されるのが、温かな食べ物。松江市東出雲町のたい焼き専門店では、臨時オープンした5月8日、あつあつの鉄板で、たい焼きの準備が進められていました。GW期間の営業は、暑い日が続いたことからメインのたい焼き作りは暑さとの戦いだったと話します。 たい夢松江東店 長本恵美さん 「(GWは)エアコン入れても追いつかないくらい暑くて、窓を開けて換気もしながら扇風機もつけて」 先週の暑さにより売れ行きを伸ばしたというのが、冷凍保存してある「冷やしたい焼き」です。中のあんこやクリームが凍らせてあり、アイス感覚で食べられるたい焼きで、今年のGWは普段の2倍売れたということです。 たい夢松江東店 長本恵美さん 「日々天候によって売れるものが全く違ってくるので。今日は温かいたい焼が食べたいなっていう日。今日は(温かいたい焼きに)期待してます」 8日は寒いことから「冷やしたい焼き」は控えめに、その分温かいたい焼きの販売に力を注ぐ日だといいます。職場の4人で食べるため、温かいたい焼きを購入したという客はー。 客 「12個(買いました)寒いからです」 Q.なんで寒いとほしくなる? 「温かいからです」 9日からは気温は上がり、週末には、再び夏日の予想の山陰地方。暑かったり寒かったり、季節の変わり目で、たい焼き店の商品にも影響を与えています。

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