中国電力は5月17日、島根原発2号機の取水槽の近くで焦げ跡が見つかったと発表しました。けが人はいないということです。 焦げ跡が見つかったのは、島根原発2号機にある海水を貯めておく「取水槽」の点検作業に用いるクレーンです。5月17日正午過ぎ、作業中のクレーンが誤ってケーブルを切断してしまい、そこからの漏電によってクレーンに約10センチ幅の焦げ跡ができたということです。 焦げ跡は、消防により火災ではないと判断され消火活動は行われませんでした。 また、取水槽が「放射線管理区域外」にあったことから中国電力は放射性物質の放出はなく環境への影響もないとしています。 島根原発では、4月30日にも2号機内で仮設のブレーカーの一部が焼ける火事がありました。
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