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【速報】衆議院島根1区補選 立憲・亀井氏がバンザイ 保守王国で歴史的な勝利へ

与野党一騎打ちとなった衆議院島根1区の補欠選挙で、立憲民主党の元職・亀井亜紀子氏が当選を確実に、事務所でバンザイを行いました。 亀井亜紀子氏 「多くの方々の応援をいただいて、この選挙戦を勝ち抜くことができました。島根県民の方々の思い、それから党からもたくさんの方に応援いただきましたし、本当に多くの方のご支援、ご期待をいただいて、それが大きな力になって私たち一丸となって戦うことができた、その結果だと思います。 島根県がちっとも良くなっていない、人口減少がすごい勢いで進んでいる。このなぜよくならないのだろうか、その苦しさが私に対する期待に変わったのだと思います。 保守王国といわれるこの島根県での今回の結果ですから、大きなメッセージとなって岸田政権に届くとは思います。何が私たちをこんなに怒らせているのかということはちゃんと感じていただきたいなと思います。」 保守王国、自民党の牙城などと呼ばれる島根で、このたび当初から選挙戦を有利に進めていた亀井氏。自民党の「政治とカネ」に対する有権者の厳しい姿勢が追い風となりました。国民民主党や社民党の支援を受け、さらに共産党が独自候補の擁立を取り下げ自主支援に回ったことで、事実上の野党統一候補となり、幅広い層の票を取り込みました。 東京15区、長崎3区、島根1区で行われた衆議院3補欠選挙。自民党は、3補選での「全敗」を回避しようと東京、長崎では候補を擁立せず島根1区に注力する道を選んでいました。「政治とカネ」の問題が逆風となる中、知名度の低い新人候補を支えようと、選挙期間中に2度島根入りした岸田文雄首相(自民党総裁)を筆頭に、党幹部や中堅・若手議員が続々と応援に駆けつけました。ただ、自民党の支持者の中にも、党改革を求める声は根強く、票を固めきれず、浮動票の取り込みもままならなかったとみられます。 開票作業は午後8時から始まっていて、午後11時半には終了する見込みです。

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