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「鳥取の自然の恵みを、もっと身近に。」 地元の新鮮野菜に特化したマルシェがオープン 農家の思いがこもった有機野菜などが並ぶ 鳥取県鳥取市

鳥取の自然の恵みを身近に。地産地消を推進します。鳥取市の百貨店の青果売り場が5月21日、地元の新鮮野菜に特化した売り場にリニューアルオープンしました。 21日、鳥取市の丸由百貨店にオープンしたのは地元の青果を中心としたマルシェ。「鳥取の自然の恵みを、もっと身近に。」をテーマに、山陰三ッ星マーケットが鳥取県内の農家から直接新鮮な野菜を仕入れています。また、地元の加工食品やスイーツなども並びます。 訪れた人 「安心していただけます。 (生産者の)名前が書いてあるし。珍しいものが出てるとね、食べてみようかなって気になります」 山陰三ッ星マーケット 渡世唱子 代表理事 「いつも見える常連のお客さまが楽しんで、商品を見ながら手に取っていただいているので、それが見ていてすごくホッとしました。とにかく楽しんで日常の食材を選んでいただけたらと思います」 ここに並ぶ野菜は、有機栽培・特別栽培の認定を受けた農家が出荷するものばかり。5月21日はいまが旬の赤玉ネギや大きく実ったエンドウ豆が販売されていました。 これらを生産したのは鳥取市内で野菜を育てる「いなば山彩の郷」の福本さん。 いなば山彩の郷 福本政男さん 「やっぱり自分の出している野菜が気になって、さっきから見ているんですけど、やっぱりおいしい有機野菜を沢山食べてほしいなと思います」 次世代の担い手不足が問題となっている農業。福本さんは、野菜を育てる楽しさを知ってもらう活動にも力を入れています。 ◇ ◇ 5月12日、鳥取市の『鳥の劇場』が所有する畑で、福本さんを講師に招いた苗植え体験が行われました。この日は雨の中、福本さんに教わりながら参加者の小・中学生たちがズッキーニのような形をしたカボチャ「カボッキー」や「落花生」を植えました。 参加者の子供 「植えてる時が楽しかった。カボチャが食べてみたい」 苗植え体験を楽しむ参加者の中には、本格的に農業を学ぼうと参加した会社員の男性もー。 参加者 「結構楽しくて。農業の労働人口って減ってきているということを聞きまして、周知していったりできたらいいなと思って」 いなば山彩の郷 福本政男さん 「(今回のマルシェで)知っていただく、食べていただく。是非そういう形で輪が広がっていったらいいかなと思います」 新たにオープンした三ッ星 グラン・マルシェ。地元農家の思いがこもった野菜が明日も並びます。

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