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さい銭箱にバイクのマフラー!? ライダーの聖地に新たなツーリングスポット完成 「道の駅 若桜」に「第29号さくらオートバイ神社」が完成 鳥取県八頭町

新たなにぎわい創出に期待です。ツーリングを楽しむライダーに気軽に立ち寄ってもらおうと、「道の駅 若桜」に「さくらオートバイ神社」が完成しました。 4月20日、『道の駅 若桜 桜ん坊』に「第29号さくらオートバイ神社」がオープンしました。「オートバイ神社」とは、日本二輪車文化協会が、ツーリング拠点としての地域活性化を目的に、10年ほど前から各地に設置しているもの。現在、島根県や福島県、鹿児島県など全国に29か所あります。週末を中心に、ライダーが集まって交流を深めるスポットとなっています。 今回作られたオートバイ神社は、バイク好きの有志の仲間たちが若桜町を盛り上げようと「若桜にぎわい創出実行委員会」を作り、設置に向けて準備を進めてきたもの。 国道29号沿いにあり、若桜町の『桜』にちなんで、「第29号さくらオートバイ神社」と命名されました。オープニングイベントには岡山や兵庫、遠いところでは長崎県など、全国から多くバイク乗りが訪れ、神社に参拝しました。 Q.神社に何をお願いしたんですか? 参拝客 「若桜町だから『若さ』です。いつまでも若くいたいなと」 「安全運転で怪我がないようにと」 「これだけのために来ました。いいですねこういうのができると行く目的地ができます」 神社はバイクの部品にも使われるカーボンやアルミで作られていて、メタリックな仕上がりに。さい銭箱は、バイクのマフラーをつなぎ合わせた筒を通って、お金が落ちる仕組みになっています。さい銭は維持管理費や福祉活動に役立てられます。 若桜にぎわい創出実行委員会 石井健治 代表 「もともと国道29号線はライダーがたくさん来てくださる場所で、有名な『隼駅』とか『道の駅 はっとう』と連携をして、この地域全体がライダーにとって優しい楽しいまた来たくなるような場所になればなと」 ライダーの聖地に完成した新たなツーリングスポット。今後のにぎわい創出に期待が高まります。

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