今回やってきたのは鳥取県の東部に位置し、町の中心を千代川が流れるが流れる、流しびな
で有名な鳥取市用瀬町です。
古い町並みの通りを歩いているの、何やら竹を取り付けているお父さんを発見。早い七夕
準備かと尋ねると、お父さん無言で家の中へ。中からお母さんが...。お母さん"つるしびな"
を玄関に飾って賑やかにして明日の「流しびな」の準備をしているとのこと。準備は家の外
だけにとどまらず、家の中にはひな人形やひな人形にまつわるもので飾って、訪れる人に
見てもらえるように、毎年こころを込めて飾りつけているとのこと。初めてみる光景にびっ
くりのもう中学生、お母さんのお手伝いさせていただきました。
お母さんたちと別れて再び歩いていると、こちらも明日の準備をしているたくさんの人達
と出会う。こちらは用瀬2区公民館で明日の流しびな製作実演できる会場で、大人のもう中
学生でも製作体験ができるとのこと。明日の必ずやってくること約束、そして明日の流しび
なのお祭りが成功することをみんなで祈って公民館を後にするもう中学生でした。
<もちがせ流しびな>
もちがせの流しびなは旧暦の3月3日、男女一対の紙雛を桟俵(さんだわら)にのせ、お菓
子やお花などを添えて、一年間の無病息災の願いを込めて千代川に流す伝統の行事です。