島根県隠岐･西ﾉ島には900年前から続く伝統芸能｢十方拝礼(しゅうはいら)｣が毎年秋､島の神社で舞われます｡様々な舞でその年の豊穣を祝うのです｡

島根県隠岐･西ﾉ島に古くから伝わる｢十方拝礼(しゅうはいら)｣は､｢隠岐の田楽と庭の舞｣として国の重要無形文化財に指定されています｡今年は浦郷地区の日吉神社の例大祭で､この田楽や庭の舞などがが舞われました｡台風のため室内での開催となるなど苦労の連続でしたが､地区の人々が心を一つにして引き継いできた､900年の伝統を持つ十方拝礼の魅力を紹介します｡