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言葉で文化を・・・
2021/3/ 8

Jリーグ開幕!
J3もいよ来週開幕する。

1月のキャンプから取材を重ね・・・
新加入選手の顔やボールの持ち方、蹴り方等を把握しだした頃。

Jリーグやプロ野球等、プロスポーツの仕事をする場合、例外なく年間を通して追いかけて取材を積み重ねる。

そのデータや空気感、選手がぽろっと口にしたこと等をさりげなく実況に織り込む。

資料は膨れ上がる一方だが、言葉は削いで削いで端的に!がセオリー

どう削ぐか、どう紡ぐか、どうプレーを生かし、邪魔しないか。
過不足なく、でも、可もなく不可もなくではなく、
「突き抜ける!」事。
それこそ実況アナの矜持である。

君たちはとても素晴らしい仕事をしている。言葉を使って文化を作っているのだから。」

元滝川第二高校監督・黒田和生先生が、
日テレ系列の高校サッカー実況陣に贈った言葉。

これまでサッカー、野球、陸上(トラック・投てき)、マラソン、駅伝・・・
様々なスポーツ実況をしてきたが、私自身はまだまだその域には達していない。

マイクを持つ前はイマジネーションを働かせ「当意即妙に!」と思いつつ、
置いたときにはいつも「ああしておけば・・・」の後悔と反省。

それ繰り返して20数年。

言葉で文化を作るレベルには達していないが、もがいていく中で、継承したい思いは年々強くなる。

まだまだアナウンサーとしても伸びしろだらけだと感じている。
今年もその過程を「ガイナーレ勝利」という結果にのせて紡ぎたい。

今年こそJ2復帰へ!

山陰にサッカー文化を根付かせていきましょう!!