番組審議会 議事録概要

番組審議会報告

第612回 日本海テレビ放送番組審議会 議事録概要

(1) 開催日時 平成28年6月8日(水) 11時30分~13時30分
(2) 開催場所 日本海テレビ本社 5階会議室
(3) 出席者 番組審議会委員7名 会社側8名 事務局2名
(4) 議題 日本のチカラ「ふるさとを忘れない~かりんとうがつなぐ鳥取と宮城~」 合評
〔5月9日(月) 10:55~11:25 放送〕

 東日本大震災から5年が経ち、被災地の姿は大きく変化してきました。日本海テレビは、宮城で被災した一人の男性を見つめてきました。この男性は、障害者を雇用し、宮城県で「かりんとう」工場を経営していましたが、津波に全てを流されました。知人を頼って避難した鳥取で「かりんとう」工場を新たに作り、2013年には宮城にもかりんとう工場を復活させました。
 震災から復興まで、被災地の変化を交えながら障害者のために走り続けた男性の「チカラ」に迫りました。
(5) 委員の主な意見 ・全体のナレーションや風景の映像がとても美しく的確でよかった。
・この5年間が時系列的にわかりやすい構成になっていた。
・5年間の取材の成果として、自然な感じで印象に残るいいコメントがあった。
・時系列を表すテロップが青い縁取りで目につきやすい工夫がされていたが、もう少し長く表示して欲しかった。
・山陰ではこの話を知っている方は多いが、初めて見る方もいるので阿部さんがどういった方なのかという説明がもう少し必要だと思った。
・40人にまで従業員を増やした阿部さんの努力は並大抵のものではないが、それについて説明が少なかった。
・これからどういう会社にしていきたいのか最後に一言話して欲しかった。
番組審議会については、このホームページ以外に「あなたとNKT」(毎月第2日曜 午前5:10~5:15)で放送しています。
また、讀賣新聞鳥取版、島根版、石見版に記事を掲載し、放送エリア内の各本支社に議事録を備えています。