いっちゃん歌会にご応募いただきありがとうございました。
ご応募くださった皆様には、この場を借りて厚くお礼申しあげます。
応募作品の中から厳正な審査により選ばれた入選作品を発表いたします。
▶第1回の選考作品はこちら!
▶第2回の選考作品はこちら!
第3回選考作品を発表!
■「自由帳に 2Bで書かれた手紙たち
一緒くたにした クッキーの缶」 (境港市・Hiro(ひろ)さん)
【吉田さん講評】
「自由帳」「2B」「クッキーの缶」というアイテムに、無造作な子供らしさがよく表れていると思います。
■「でもいつか 告げる気がする
蜘蛛の巣に 駐輪場はひび割れていた」 (出雲市・田村穂隆 さん)
【吉田さん講評】
駐輪場の描写と「蜘蛛の巣」の使い方が意欲的で、大変良かったです。色々挑戦してみてください。
■「宍道湖を 並んで君と歩くとき
赤く染まるわ 夕日と頬が」 (松江市・ゆあママ さん)
【吉田さん講評】
「宍道湖」の湖畔、夕焼けの景色がうまく使われていますね。下の句は逆に入れ替えてもいいかもしれませんね。
■「お父さん 実は懸賞当たったの
当選ジェラート 子どもと食べたよ」 (鳥取市・うさぎ丸 さん)
【吉田さん講評】
プリンやアイスなど、「何かを食べてしまった」告白の歌は沢山ありましたが、「当選ジェラート」の言い回しが面白さで選びました。
■「財布から 三千円を取ったこと
母に謝りつつ 歩く土手」 (出雲市・もにか さん)
【吉田さん講評】
「三千円」の金額と、土手のシチュエーションが具体的にイメージできてよかったです。
【選者】
・鳥取市出身若手歌人 吉田恭大(やすひろ)さん
・日本海テレビ
‐吉田恭大さん紹介‐ 1989年鳥取市生まれ。塔短歌会所属。 鳥取西高校を経て早稲田大学文学部卒業。 2019年歌集『光と私語』(いぬのせなか座)刊行。 2020年「文學界」9月号巻頭に短歌を寄稿。 |
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【注意事項】
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■投稿については投稿者ご自身の作品で、未発表のものに限ります。
■応募者が20歳未満の場合、必ず保護者の了解を得た上で投稿してください。
■応募いただいた作品がすべて採用されるとは限りませんので、あらかじめご了承ください。
■記入していただいた個人情報は投稿者の方への連絡にのみ使用します。
投稿者の方には事前にご連絡させていただく場合があります。
■作品は日本海テレビ、公式HPで紹介する可能性がありますので、ご了承の上ご応募ください。
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『いっちゃん歌会』事務局(編成部内)
TEL.0857-27-2123(平日9:30~17:30)