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完成間近!砂の美術館 今回のテーマは今年五輪が開催される“フランス” 20人の職人が最後の仕上げ 鳥取県

4月19日から新たな展示が始まる鳥取市の砂の美術館。完成間近の3月29日も職人たちの手で砂像の制作が行われていました。 広大なセーヌ川や、そびえたつパリのシンボルノートルダム大聖堂など、鳥取市にある「砂の美術館」で今行われているのが4月から始まる砂像展示の制作です。第15期目の展示となる今回のテーマは「砂で世界旅行・フランス編」。長い歴史と伝統があるフランス・パリの街並みやシンボルを砂像で表現しています。 制作は3月16日から始まっていて、20人の職人が18点の砂像を手がけています。使われる砂は、約3000トン。制作期間は3月31日までで、職人たちは“へら”やシャベルを使い、最後の仕上げに取り掛かっていました。 砂の美術館 茶圓勝彦 プロデューサー 「大聖堂や宮殿、古城など多くの歴史的な建造物も存在していて、世界有数の観光立国というフランスなので、観光を紹介しながらも気が付くと深い歴史もわかるような展示の構成になっています」 今回、特に注目の砂像は幅22メートルの存在感を放つヴェルサイユ宮殿。17世紀ごろにヨーロッパで発達したバロック建築を表現するなど、砂で作られた歴史的な建造物を楽しむことができます。 砂の美術館 茶圓勝彦 プロデューサー 「夏にパリで行われるオリンピック、パラリンピック。次期が近づくにつれてフランスの情報がいっぱい入ってくると思います。その情報とともに、この砂の美術館のフランス編がより多くの人に来ていただき皆さんで楽しんでいただけたらありがたいなと思います」 「砂で世界旅行・フランス編」は4 月19日から2025年1月5日までです。

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