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【紅麹問題】連絡会議で県内の被害状況などを報告 相談窓口も設置 鳥取県

小林製薬の「紅麹」商品による健康被害が相次いでいる問題。鳥取県は3月28日連絡会議を開き、県内で被害が確認されていないことなどを報告しました。 小林製薬の「紅麹」の成分を含む商品をめぐっては、全国で4人の死亡と100人以上の入院が確認されています。小林製薬は3月27日、大阪市から3つの商品の回収を命じる行政処分を受けたほか、問題の「紅麹」を使った商品の自主回収を進めています。これまでに原因は特定されていませんが、こうした商品を摂取した人からは腎臓の病気をはじめ、食欲不振や倦怠感、腹痛などの健康被害が報告されています。 鳥取県は3月28日連絡会議を開き、県内で被害を訴えている人はおらず、問題となっている「紅麹」を使って商品を作っている企業もないと状況を報告しました。また、3月27日までに県内の店舗から問題のある商品は撤去されているということです。 鳥取県では、3月27日から県内3か所の保健所などに相談窓口を設けるとともに、県のホームページで注意喚起を行っています。

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