目移りするほどたくさんの種類のランドセルが店頭に並ぶ時期になりました。GWにピークを迎えるというランドセル商戦。2024年の傾向はー。 4月に入り、入学シーズンを終えたと思ったらすぐに始まるのが、来年度小学校に入学する子どもたちの「ランドセル商戦」通称「ラン活」です。 鳥取県鳥取市の「人形のはなふさ」では、80種類以上のランドセルが販売されています。ゴールデンウィークにピークを迎えるというランドセル商戦。2024年はどんなものが人気なのでしょうかー。 人形のはなふさ　英尚樹 取締役 「今年の傾向はこのようなマットがかった、くすんだ色合いが人気になっております」 3年ほど前まで鮮やかな色や光沢のあるものが人気だったといいますが、2024年の注目は落ち着いたマットなカラーのランドセル。ジェンダーレスの時代ということで、男女問わず個人の個性に合わせて好きな色を選ぶことができるといいます。さらにー。 中本帆乃花記者 「このランドセル、本体の部分とふたの部分色が違いますね」 人形のはなふさ　英尚樹 取締役 「はい、オーダーメイドのランドセルがあるんですけど、昨年大変好評いただいて今シーズンは定番化しました。人気の組み合わせをお作りしまして、定番となったシリーズでございます」 2023年に販売したオーダーメイドのランドセル。約24万通りの組み合わせの中から好きな色が選べます。2023年、特に人気の組み合わせだったグリーンと白、青とネイビーの2種類を、2024年は定番商品として販売しています。ランドセルの平均価格は、6万円～7万円。資材の高騰などにより2023年より1割ほど高くなっているといいます。 子供たち一人ひとりの好みに合わせたカラーや組み合わせが重視されている2024年のランドセル。今後はさらに種類が増え、100種類ほどが店頭に並ぶということです。