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智頭急行の制服がリニューアル 開業30周年で”思いを新たに” 乗務員の制服は男女共通にデザインを統一 鳥取県

特急列車「スーパーはくと」などを運行し、鳥取と岡山を結ぶ智頭急行。今年30周年を迎えるのに合わせ、リニューアルした制服を披露しました。 智頭急行 西尾浩一 社長 「30年支えていただいてありがとうございますと、これからもしっかり地域の足として走り続けます、ということを呼びかけをする。 そうしたきっかけの年にさせていただきたい」 今年、開業から30周年を迎える智頭急行。これを記念し、リニューアルした制服のお披露目や記念イベントの紹介が4月23日に鳥取県庁で行われました。 1994年12月に開業した智頭急行。1966年に着工したものの、当時の国鉄再建の中で計画は中断。その後、鳥取・岡山・兵庫の3県や関係自治体が旧智頭鉄道を設立し、着工から約30年後、念願の開業にこぎつけました。 4月23日に披露されたのは、乗務員や駅係員などが着る制服と、車両や施設の整備を行う技術系社員のユニフォームで6月中旬から新しいものに変える予定です。リニューアルでは、社員の意見を取り入れたデザインを採用しました。 このうち、21年ぶりに新しくなった乗務員の制服は、これまでのグレーから、落ち着いた色合いに近い濃紺色に変更されました。さらに社会の変化に合わせ、初めて男女共通のデザインに統一しました。一方、技術系社員のユニフォームのリニューアルは開業以来初めてだということです。 智頭急行 西尾浩一 社長 「(新制服を)着た社員がですね、お客さまに対してのサービス(の充実)といいますか、それをやってくれるだろうなと期待をしています。思いを新たにするということをぜひ社員にも共有していただきたい」 また、開業30周年に合わせ、記念のロゴマークや神社や寺の「御朱印」にならった期間限定の「鉄印」を制作。さらに、スーパーはくとの乗務員室の助士席に座れる体験イベント「プレミアムハザ」も企画しました。 智頭急行はこのほかにも、今年12月3日の開業記念日に向け様々な記念事業を計画しているということです。

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