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特急スーパーはくと・「名探偵コナン号」の枕カバー8枚盗難?鉄道会社が警察に正式に被害届けへ 一方「魔が差したなら返還を」と「返せば不問」方針も示す 鳥取県・智頭急行

特急列車「スーパーはくと」などを運行する智頭急行は4月23日、人気漫画「名探偵コナン号」のラッピング列車で座席の枕カバー8枚がなくなっていたことについて、警察に被害を相談していることを明らかにしました。 「名探偵コナン号」は、大阪・関西万博の開催に向け、2023年12月から運行を始めていて、鳥取県と京阪神エリアを結んでいます。この車両では、外装のラッピングと共に、社内にはキャラクターなどをあしらった備品が設置されていて、ファンの人気を集めていました。 智頭急行の西尾浩一社長は、運行開始から4月23日までに、車内の備品である枕カバー8枚がなくなっているとして、警察に相談していることを明らかにしました。なくなった枕カバーの数を「約30枚」とする一部報道は数え間違いで、誤りだったということです。 枕カバーがなくなった経緯は調査中ですが、乗客が持ち帰った可能性が高いということで、今後、正式に被害届を出し、警察に委ねるなど厳しい対応を取る方針です。また、西尾社長は「魔が差してしまったのなら返還してほしい」とも話し、返却されたものについては、被害届を提出せず“不問”とする考えを示しました。返還先はホームページで公開しています。 鳥取県では「撮り鉄」と呼ばれる一部の鉄道ファンのマナーが問題となっていて、県や自治体、JRなどが連携し、マナーアップを呼び掛けるなど、対応を進めています。

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