松江市島根町で100年以上前から続くｶﾞｯﾁ祭り､面などで顔を覆ったｶﾞｯﾁと呼ばれる男が道行く人を綱でたたく奇祭です｡その伝統を受け継ぐ家族の姿を追います｡
毎年10月23日に松江市島根町の野波にある日御碕神社で行わる例祭がｶﾞｯﾁ祭り｡野波の6つの地区の持ち回りで運営され､今年は道ﾉ下組が準備と本番当日のｶﾞｯﾁの役割を務めます｡今年､道ﾉ下組の組長として祭りを仕切るのが永野淳さん｡ｶﾞｯﾁ祭り好きだった亡き父を引き継ぎ､今回ｶﾞｯﾁとしてﾃﾞﾋﾞｭｰする4歳の息子に思いを託します｡少子高齢化が進む地区で､ｶﾞｯﾁ祭りにのぞむ家族と地区の人々に迫ります｡